5月の第2日曜日といえば「母の日」。いつも家族のために頑張ってくれているお母さんへ、感謝の気持ちを伝える大切な日です。でも、「今年は何を贈ろう?」「どう伝えればいい?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、母の日のプレゼント選びのポイントや、ちょっと照れくさい気持ちを“言葉”にする方法、東海エリア(愛知・静岡)で人気のギフト事情まで、心温まる母の日を演出するアイデアをご紹介します。
#マナー
#母の日
まず、母の日の由来について少し触れておきましょう。
母の日はアメリカ発祥の習慣で、20世紀初頭にアンナ・ジャービスという女性が、亡き母を偲んで教会でカーネーションを配ったことが始まりとされています。この活動が全国的に広まり、1914年にアメリカで「母の日」が公式に制定されました。日本では昭和初期に普及し、現在の「5月の第2日曜日」に定着しています。
「気持ちが伝われば何でも嬉しい」と言ってくれるお母さん。それでも、せっかくなら“喜ばれる贈り物”を選びたいですよね。
母の日といえば赤いカーネーション。花言葉は「母への愛」。近年ではピンクやオレンジ、紫など色とりどりのカーネーションや、アレンジメントも人気です。花束に感謝のメッセージを添えれば、定番ながら特別感あるプレゼントに。
コロナ禍以降、おうち時間を楽しめる「食」のギフトが急上昇。東海エリアなら、愛知の八丁味噌を使ったグルメセットや、静岡のお茶と和菓子のペアセットなど、地元色あふれる贈り物が注目されています。
「いつまでも元気でいてほしい」という想いを込めて、美容パックやマッサージ機、アロマグッズ、入浴剤セットなども人気。実用性と癒しを兼ね備えたプレゼントは、年齢問わず喜ばれます。
名前入りの湯呑みやエプロン、似顔絵、手作りスイーツなどもおすすめです。最近ではオンラインで簡単に注文できるカスタムギフトも多く、気軽にオリジナル感を演出できます。
母の日のメッセージ、何を書けばいいか分からない…という人は多いです。けれど、ほんの一言でも気持ちが伝わるもの。以下のポイントを押さえれば、自然な文章になりますよ。
まずは「いつもありがとう」とストレートに伝えましょう。形式ばらず、シンプルが一番です。
例文:
「いつも家族のことを一番に考えてくれて、本当にありがとう。」
思い出話や日常のちょっとしたことを入れると、より心が伝わります。
例文:
「学生の頃、毎朝お弁当を作ってくれたこと、今でも思い出します。」
「寒い朝に起こしてくれた、あの声がなんだか懐かしいです。」
これからも元気でいてね」といったフレーズを加えると、優しい印象に。
例文:
「これからは少しずつ恩返ししていくから、楽しみにしててね。」
「たまにはゆっくり休んで、自分の時間も大事にしてね。」
手紙を書くのは少しハードルが高い…という人は、短い一言をカードに書くだけでも十分です。ギフトと一緒に添えることで、贈り物の印象がグッとアップします。
市販の母の日カードや、無料でダウンロードできるテンプレートなどを活用するのもおすすめ。最近はLINEやメールでメッセージを送る人も増えていますが、あえて手書きで伝えると、より想いが伝わりやすくなります。
地元密着の情報として、東海地方で人気の母の日ギフトスポットをご紹介します。
・愛知県名古屋市の高島屋・松坂屋:限定の母の日ギフトが毎年登場。予約制のお弁当セットなども。
・静岡県掛川市の茶園直営店:新茶の季節と重なるため、母の日ギフトセットが豊富。
・地元産花の直売所:碧南や豊橋など、愛知の花の名産地では新鮮なカーネーションを直接購入可能。
また、オンラインショップでも東海エリア限定のギフトが購入できるため、遠方の家族にも感謝の気持ちを届けやすくなっています。
母の日は、年に一度の“ありがとう”を伝える大チャンス。プレゼントはもちろんですが、何よりも大切なのは「気持ち」です。
忙しさや照れくささから、つい後回しにしてしまいがちな感謝の言葉。だからこそ、母の日に“さりげなく”“丁寧に”伝えてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、「今年の母の日こそはしっかり気持ちを伝えたい!」という、そんなあなたは前回投稿した「これを読めば大丈夫!あなたも母の日マスターに!」も、ぜひご覧ください。
母の日に向けて役立つ情報が満載です。合わせて読むことで、母の日の心の準備はバッチリでしょう。
今年の母の日は、心からの「ありがとう」を伝える、あたたかい時間になりますように。